
こんにちは、華代です。
不動産投資といえば一般的にはマンションなどの住居系を思い浮かべますが、色々調べてみるといくつか種類があることが分かってきますね。
今日は種類別に今後どうなっていくか個人的見解をお話したいと思います。
*あくまでも個人的見解なので責任は負えません。参考程度にお願いします。
ホテル系
コロナの影響をモロに受けた業界ですね。
2020年のオリンピックが日本に決まり、今までよりも更にインバウンドが見込めるのではと盛り上がっていた宿泊業界もコロナの影響でグッと下火になってしまいました。
世界中の人が旅行を制限されているので当然と言えますね。
特に地方の観光地に関しては、外国人観光客だけではなく国内でも観光客が激減している影響で、宿泊業界は非常に厳しい状況となっているのは皆さんもニュースなどでご存じですよね。
私は昔旅行業界にいましたが、今でも添乗員をしている友人は仕事がなくなって再開の目途が立たないと転職した人も多くいます。
そんなホテル・民泊系への投資ですが、今後回復のきっかけになるのは、海外からの入国制限が解除になることと、県をまたぐ移動制限が解除になり観光客が地方に活発に行ける状況になることだと思います。
ある程度の人がコロナワクチンを打てるようになり10月から行動制限緩和か?といわれている状況ですので、国外はともかく国内の人の動きが活発化するのはもうすぐと言えるでしょう。
国内だけで見てもコロナ終息後は、海外旅行よりもむしろ国内旅行の需要が大きくなる可能性が高い見通しらしいので(慎重な国民性がよく出ています)、宿泊業自体は長期的に見ると回復してくる可能性は高いと思っています。
それを見込み、そろそろリサーチを始めてもいいかもしれません。
住居系
私も思い浮かべていた不動産投資の王道と言えるアパート・マンションなどの住宅系。
これは意外と不況の影響を受けにくいようです。
なぜならアパート・マンションなど住居用の賃貸需要というのは、いきなりの激減は基本的にないそうで、ということは売り上げが激減するリスクは少ないからです。
しかもコロナ禍で不動産価格が全体的に下がってくる中うえに、ネガティブ思考を持った投資家による売り物件が多くなる可能性が高くなることが予想できます。
不動産価格が下がると家賃も下がると心配がでてきますが、家賃は不動産価格ほどの値動きをすることは少ないので下落幅はそこまで大きくないと思います。
ただし日本の人口は今後何十年にわたり減っていって、単純に借り手が少なくなります。
入居がしっかり埋まる物件を選ぶことが条件でしょうが、マーケティングさえしっかり行った上で物件を探せば悪くないと思います。
物件価格に関しては、都心部を含めて今後ほぼ確実に下がってくると予想出来ますので、ここ数年下がり続けてきた表面利回りは、徐々に上がってくると思われます。
商業系
しばらくは様子見でしょうか。?
まず商業ビルにおいては、みなさんご存じの通り東京都内をはじめとしてテナントの撤退が相次いでいますよね。
特に大手飲食・アパレル関係の撤退が相次いでおり、元々店舗の数が多かっただけにその影響はなもかなり大きなものがあります。
若いころ通っていた有名アパレルが撤退した時には、本当に時代が変わったとショックを受けました。
今の状態で再び店舗を持って開業をするリスクを考えると、あまり需要があるとは言えないですね。
ちなみにオフィスビルについても、IT企業をはじめ政府もテレワークを推奨しているのでオフィス需要も減少していくと予想しています。
zoomなど出社しなくても仕事ができる便利さもありますが、まだまだテレワークが浸透している業界が一部に限られているので商業ビルほどダメージはありません。
ただ長い目で見ると商業ビル以上に需要が無くなってくる可能性は高いです。
結論としては商業ビルに関しては仮に回復してもまだまだ時間がかかり、オフィスビルについては今後の社会の流れを考えると長期的に見て良い投資先とはいえない気がします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
不動産投資先を種類別に考え、今後の予想をしてみました。
いずれにしろ不動産投資は、基本的に顧客があって成り立つ賃貸事業です。
よっぽど営業力や広告・宣伝能力に自信がある方を除いて、価格が下がったからといって飛びついて購入することはおすすめできません。
今後の動向を見守りつつ、皆さんも自分なりの予測を立ててみてくださいね。