こんにちは、華代です。
少額不動産投資って聞いたことありますか?
不動産投資ってローンを組んで、いわば莫大な借金をして始める投資なわけですが、その中でも「少額不動産」と呼ばれるものがあるんです。
少額。
つまり手を出しやすい分野の投資になります。
では一体どんなものなのかみていきましょう。
少額不動産とは
まず、少額不動産とはどのような不動産を指すのでしょうか?
不動産の物件は値幅が広く、物件によっては1千万円以下の価格で購入できるものから、数億円を超える値がついている物件も存在します。
そのなかで少額といわれているのは主に1千万円以下の物件です。
投資するうえでの金額的なリスクもそれほど大きくありませんので、不動産投資を始めやすい価格帯です。
しかし少額不動産投資には、高額不動産投資には存在しないメリットやデメリットが存在します。
少額不動産のメリット・デメリット
ここからは少額不動産投資のメリット・デメリットをご紹介していきます。
どちらもしっかりと理解したうえで投資に踏み出せば、成功確率は格段にアップするので、どちらもしっかりと読み込んでください。
少額不動産投資のメリット
まずメリットは、
・初心者でも始めやすい
・安心して始められる
・オーナー次第では高収益率を実現できる
といったものが挙げられます。
初心者でも始めやすいのは初期費用が少なく済むためです。
通常不動産投資は扱う金額が大きいため、予めある程度の自己資金が求められる投資ですが、
少額物件であればそれほど自己資金が貯まっていなくても始めやすいのが特徴です。
例えばローンを組んでも少額であれば月々の返済額を小さく設定できるので、高額物件に比べても安定した経営が可能になります。
安心して始められるというのはリスクが少ないとも言い換えられます。
不動産経営はローンを組んで物件を取得することが多く、ローンの返済額を上回る収益を上げ続けなければ経営が苦しくなります。
その点、少額物件であればローンを組んでも返済額が大きくなりにくいため、万が一失敗してもリスクが少ないのが特徴です。
安心して経営に取り組めるのは少額投資の大きなメリットです。
オーナー次第では高収益率を実現できる、というのは少額不動産投資の醍醐味でもあります。
例えば築数十年の老朽化がすすんだ物件を安く購入し、自分でDIYやリノベーションをおこなってシェアハウスとして運用できれば、体力のない物件を使っても高収益を生み出すことができるでしょう。
オーナー自身の得意なことやノウハウを用いてさまざまな戦略を立て、収益につなげることができれば、少額不動産投資はローリスクハイリターンな投資スタイルを実現する手段になります。
少額不動産投資のデメリット
デメリットは、
・対象となる物件が少ない
・収益・集客力が弱いことが多い
といったものが挙げられます。
対象となる物件が少ないのは、先述したとおり不動産物件のほとんどが1千万円を超えるものばかりだからです。
少額で物件を探す場合、1千万円以下という条件を設定することになりますが、検索サイトなどで調べてみても物件数はガクッと減少します。
例えば、あるサイトで物件検索をおこなってみても、表示される物件数は1千万円以上で検索した場合の5分の1程度です。
しかも、そのなかでよい物件を探すとなると条件はさらに厳しく、よい物件に巡り合うのは難しくなります。
収益・集客力が弱いというのは、築年数や立地などの条件が高価格帯の物件に比べて見劣りしている場合が多いためです。
駅の近くで新築のマンションであれば、ほとんどの方のニーズを満たしているので集客力や収益力も高くなる傾向にあります。
逆に、駅から離れていて築年数が60年ほど経っている物件では、普通に考えれば集客力も収益力も劣ることになります。
だからこそ新たな付加価値を付けて、顧客(住人)のニーズを満たす物件に変化させる必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
条件や工夫次第では大きく利益を伸ばせる「少額不動産投資」。
ポイントは「価値を見極め、付加価値を付けられるか」にあるような気がします。
そうすることで理想的なローリスク・ハイリターンへと伸びていけるのではないでしょうか。
リノベーションの辺りがネックになってくると思うので、大工さんやDIYが趣味の方にはおすすめです。
また不動産屋さんにツテがある人も良いですね。
集客の手段を持っていることは利益の回収に直結します。
周りを良く見まわしてみて環境が整うなら、やらない手はない投資といえそうです。